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質問:ヨーグルトについて

 投稿者:中尾慶子  投稿日:2009年 6月 4日(木)16時24分32秒
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  近頃、よく講演会でヨーグルトについて質問を受けます。
乳業メーカーさんが、牛乳が売れなくなって切実な状況で、ヨーグルト販売に力を入れている背景も感じられます。乳酸菌というと乳製品と勘違いされている部分もあるようです。
良いか悪いかという聞かれ方が多いのですが、わかりやすく書いてくださっている書物から紹介します。

***『ぜんそくもアトピーも』著者:くぼ小児科クリニック院長 久保裕 Newton臨床医シリーズ***
ヨーグルトは理想的な栄養食品です。消化も良く、含まれる乳酸菌が腸内細菌を改善してお腹の調子も整えてくれるので、風邪のときにも食べられています。
ところが、何故、喘息発作の前にヨーグルトが食べられている事が多いのか。
言いかえれば、なぜ、ヨーグルトが誘因と思えるような発作が多いのか、不思議な現象です。
しかし、全く理由が考えられないわけではありません。第一には、ヨーグルトは牛乳を発酵させて作られるので牛乳蛋白の一部は既にペプチドやアミノ酸まで消化されています。また、日本人の苦手なことの多い乳糖も一部消化されています。つまり牛乳に比べてずいぶん消化が良いのです。
しかし、栄養の成分としては牛乳と同じで“高蛋白”なのです。健康なお腹の状態でヨーグルトの全蛋白質の70%が消化できるまで約3時間かかるそうです。
では、ぜんそく発作が起こりやすいようなお腹の状態ではどうでしょうか?消化に手間取り消化不良を起こしやすいのではないでしょうか?
第2には、消化は完全にできたとしても、ヨーグルトは高蛋白食品で、ヒスチジンやトリプトファン等のアミノ酸を豊富に含んでいます。ぜんそくの発作を起こしやすい、腸管に炎症のある状況ではどうなるのでしょうか。ヒスチジンは容易にヒスタミンに、トリプトファンもセロトニンに変化するはずです。両者は共にアレルギー起因物質です。
また、トリプトファンは腸内環境が悪い状況下では大腸菌やプロテウス菌などによりインドールやスカトール・アンモニア・アミン等に変化します。これらはいわゆるオナラの悪臭成分で一部は発がん物質です。粘膜に対しての炎症作用も発揮します。
つまり、ヨーグルトも腸管に炎症がおこっている状況では、アレルギーの誘因となり得るのです。アレルギーが起こりやすい状況下ではヨーグルトも含めて、動物性食品は極力ひかえるようにお願いしています。
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久保先生は医療の臨床現場で患者と向き合う中、アトピーもぜんそくも腸内環境の悪さと密接なことを感じられ、ぜんそく発作のお子さんに浣腸で便を出させてあげると症状が治まることに気付かれて以来、腸内環境の改善と肝臓への負担軽減を柱に治療実績をあげられている先生のようです。臨床現場の声はとても参考になりますね。

プロバイオティクスが流行っていますが、乳酸菌だけを飲むとか野菜ジュースの植物性乳酸菌のほうが理にかなっている気がしています。
毎日ヨーグルト食べてるという方は、便やオナラや体臭が臭いと感じられたら、量を減らすか、回数を減らされたほうがいいかもしれませんよね…丈夫な胃腸で好物ならば、ほどほどに楽しんでいいとも思いますし…
基本は味噌汁や漬物、野菜の表面に住んでいる植物性乳酸菌を食べることからスタートしたいものですね…草発酵茶の乳酸菌もいいですね〜
 
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