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千葉県で悲惨な事件があった。
77歳の男がハンマーで同居する四人の家族の頭をたたいて殺し、自殺をしようとしたが死ねなかった。
たぶんこの男は、今までとても良い人だったと思う。
善を喜び、悪を憎む、そんな一般的な善人だったと思う。
一般的な知識というものは、人を生かさない。
人生で背伸びさせたり、他人からほめられようと必死になったり。
なにが大切なのか
それを知らない
そんな弱い人たちが一般的な人であり、日本人なのだ
「この世で追い込まれて、死ぬしかなかった」と勝手に思ったのだろう
そして愛する家族だからこそ殺し、自分も自殺をはかった。
多くの人たちは「善と悪」を深く考えていない。
「あの人は悪人だ」
そう思うと、それ以上は深くは考えないで、自ら思考を停止してしまう。
それが普通の人
世間並みの思考。
軽く「善と悪」を考えているから、そこに事件が発生する。
犯罪をおこした人はもともとは善人で、それしかないという心理状態になった。
誰にでもあるかん違いが事件になってしまった。
軽く考えていては、この世の中、いつかは自分もそんな心理状態になる可能性がある。
多くの人たちに、時間が許せば、そんなことも考えてほしいと願う。
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