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☆彡第45週、語法課題+解説、前置詞の to / at / for に付いて
こんにちわ。末次通訳事務所です、下記の通りに、前置詞課題です:
どの前置詞を使うと良いでしょうか?
1. the key ( ) success =成功へのカギ
2. the door ( ) the kitchen= 台所へ通じるドア
3. a road ( ) Fukuoka =福岡へ通じる道、福岡へ行く道
4. some clues ( ) the problem =この問題に対する複数のヒント
5. write ( ) a pen =ペンで書く
6. write ( ) red = 赤い字で書く
7. write ( ) hand ( )that pencil= 手書きでその鉛筆で書く
8.dance ( ) the piano =ピアに合わせて踊る
9.sing ( ) the chorus =コーラスといっしょに歌う
10. sing ( ) the musical band =バンドの伴奏で歌う
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見本解答と、末次流の解説です、to / for/ to / atに付いて
1. the key (to ) success 成功へのカギ
2. the door (to) the kitchen 台所へ通じるドア
3. a road (to) Fukuoka 福岡へ通じる道、福岡へ行く道
4. some clues (to) the problem この問題に対する複数のヒント
5. write (with) a pen ペンで書く
※手に持って、手で道具を使って、という場合は with を使います
★皆様、ペンを手に持ってください、それが★withの意味合いです
6. write (in) red 赤い字で書く
7. write ( by) hand ( with)that pencil 手書きでその鉛筆で書く
8.dance ( to) the piano ピアに合わせて踊る
9.sing ( to ) the chorus コーラスといっしょに歌う
10. sing ( to ) the musical band バンドの伴奏で歌う
9、10いずれも、コーラスやバンドの演奏に合わせて歌う、ということですね
自分のコーラスのメンバーで、コーラスとして、メンバーの一員で
歌う場合は、in を使えばよいです
客席で、舞台上のコーラスと一緒に、第九を歌う場合は、to the chorusです
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さて、皆様、次の2つの文をみて、意味上に、相違を感じますか??
もし、正しく、相違を感じれば、良いですね。
・throw a ball to him の to と
・throw a ball at him の at は、意味が違いますね
動詞の後の to は、<<到達場所・動作の受け取り手>> という事です :
【投げたボールが太郎君まで届く】のですね
動詞の後の at は、<標的です>、これには、【敵意の意味合い】があります;
throw a ball at himは、発話状況にも多少は左右されますが、
to him と違って、<太郎君に対して、ボールを投げつける>のですね;
★ at は、「点(地点、時点)」ですから、つまりは、ピンポイントの【標的】という事です
そこには、敵意の含みも有ります
ですから、at を特に使う動詞は、aim, shout, bite, fire, shoot, strikeなどです
What are you aiming at? これは、「あんた何が言いたいとな??」ですね
相手が何か話をしているのですが、相手の主張点が見えずに、
相手の云いたい事を、訝しがって尋ねる場合のセリフですね
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★ to と at の事例
○その1)
a) My father shouted at me at that time.
→その時、父ちゃんが、こらあ!と怒鳴ってきました
b) My father shouted to me at that time.
→その時、父ちゃんが、「おーい、忘れ物ぞー」とおらびました。
◎その2)
c) The pitcher threw a ball to the catcher.
→星投手は、伴捕手に、ボールを投球しました。
d) The pitcher threw a ball at the catcher.
→星投手は、ムカッとして、伴捕手に、ボールを投げつけました
◇その3)
e) The dog was friendly and came to me right away.
→田中さんちの犬は、人懐っこいので、俺の方にすぐに来た。
f) The dog came to me suddenly, trying to bite at me.
→田中さんちの犬が、突然、俺の方に来て、噛み付こうとした
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先ず前置詞の to / for ですが、その決定的な差異は
向こうに届く / 向こうに届かない ですね
to の意味:⇒ to の場合は、対象物が目的地に届くのですね
toの図式:<<A地点○⇒⇒⇒◎B地点>>
例1: a road to Fukuoka City. 福岡市までの道
この道を行けば福岡市に行けるのですね
例2) My son went to school as usual.
⇒息子はいつも通りに、学校に行きました。
※そして、息子さんは実際に学校到着しているのですね
例3) a letter to Taro. 太郎さんへの手紙であり、この手紙は
太郎本人に渡されます。
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for の意味:⇒ toは、目的まで、対象物が届くのですが
for は、届きません
※届かないから、「相手に届いて欲しい」との
思いが込められます。forには気持ちが強く入っています。
for の図式: <<A地点○⇒⇒⇒⇒ ◎B地点>>
※for は、届かない・足りないのです
例4) : a road for Fukuoka City 福岡市までは行かないのだが、
福岡市近郊方面への道
例5): a road to Mt. Fuji ⇒富士山に行く道
a road for Mt. Fuji⇒富士山近郊(河口湖など)に行く道
※勿論、to と forが意味が重複する場合もあります
敢えて差異を出す場合には、上記の通りの意味合いとなります
例6) a letter for Taro. としましたら、
太郎への手紙という事ですが、実際にその手紙が
太郎に届いたか?、太郎が受け取ったか?どうか?は別問題です
例7) This is a present for you. の forも
「相手に届かない」と云う意味が根底にあり、
<受け取っても頂けるかどうか判らないが、プレゼントです>という
意味合いが根底にあり、【だから、受け取って欲しい】という本人の
気持ちが強くあります。
例8) Their mother cooked them delicious dishes..これは第4文型*ですね
[↑お母ちゃんが子供らに美味しいお料理を作ってくれた]
⇒これを第3文型に書き換えると
Their mother cooked delicious dishes for them. ですね
※cookの場合は、第3文型の書き方では
<主語+cook +対象物+ for 対象者>となりますね
この for を必要とする動詞は、
他にも prepare, buy, find, get, save, order, call(~を呼ぶ)
make(~を作ってやる)ですね
☆この類の動詞類は、お料理、手配準備、作ってやる事など
相手のために、結構手間ひま、お金をかける、がかかる事ですね
Their mother cooked delicious dishes for them. は
お母ちゃんが、美味しい料理を作ってあげたが
お子さんがこれを本当に食べたかどうかは別問題です
「お母さんが作ったのよ」といっても
子供側は、「具合が悪い/もうおなかいっぱい」などの理由で
折角のお料理を食べないかもしれません。
というのは、for というのは、根底の意味合いが
「目的に届いていない」事ですね
状況によって、この説明が該当しない場合もありますが、
for の根底は、「相手に届かない」⇒だから「届いてくれえ~」、との気持ちが
forを用いる動詞にこもっているのですね
上記の説明で、取り上げた前置詞to / at / forの意味合いがわかりますか??
いかがでしょうか?皆さまからのフィードバックが希望です 質問も。
末次通訳事務所・末次賢治拝
http://fukuoka.shoplog.jp/niten/21251.html
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